一昔前と比べると親族間や地域の友人、知人との付き合いが薄れてきたので、最近、訃報連絡をもらう機会も減少しています。それだけに予想だにしていなかった人の訃報を受けるとびっくりします。寿命が男女ともに80歳を超えてすっかり長生きの人が増えましたが、事故だけでなく、何らかの病で急死する人が時々います。
最近のように定期健康診断をしっかり受診していても急死する人がゼロにはならないようです。それだけに、喪主や近親者の方が大事な人の急死にびっくり仰天しているはずです。最近は、訃報連絡にもパソコンのメール送信の利用されることがありますが、メールを受けたら故人の死を悼み悲しむ気持ちをすぐにメール返信しましょう。
また、駆け付けられる状況であれば葬儀の前でも弔問して悼み悲しむ気持ちを伝えてあげたいところです。弔問では取るものも取り敢えずお悔やみの言葉をかけに出向くわけですから、喪服に身を包まずに喪家を訪問してもマナー違反でありません。通夜や告別式でかけられるお悔やみの言葉以上に喪主や近親者への慰めになるはずです。喪主や近親者も葬儀の開催場所や日程調整をする段階でしょうから、何か、手伝いが必要でないか、尋ねてあげればお悔やみの言葉とともに心落ち着くことができるでしょう。一方、長患いの病や長寿の末に亡くなられた人の場合、遺族はある程度、覚悟していた死を静かに受け入れて通夜や告別式を執り行うことができるはずです。従って、参列者も葬儀に参列して遺族の挨拶にも平常心でお悔やみの言葉をかけることができます。