葬儀を行うときに決めないといけないのが喪主です。葬儀においては多くの参列者は故人と最後の挨拶をするために訪れるのでしょうが、故人本人はすでに亡くなっているので話などはできません。そこで故人の代わりに故人が話そうとしていたことを話したり伝えたりするのが主な仕事になるでしょう。
いくら親子などでも完全に互いにわかり合っているわけではないので、代わりと言ってもそれなりに限度があります。まず行うこととして会葬者への挨拶があります。ただ入り口などで出迎えることはなく、お通夜や葬儀の最中にあいさつ文を読むなどになります。
葬儀においては一番前列で僧侶の読経を聞き焼香なども一番初めに行います。自分たちの焼香が終わったら祭壇の右手などに立って会葬者の焼香時に挨拶を行います。そして葬儀が終われば火葬場行きますがその時も遺影などを持って行きます。
表向きに喪主が何かをしている様子はあまり見られないかもしれません。でも式の前の日や裏側で結構動き回る必要があります。葬儀会社を決めたり葬儀の内容の決定、誰に知らせるかなどを決めたりもします。僧侶への挨拶も大事で、僧侶が来た時には出迎えますしお布施の話や実際の支払いなども行います。常に会葬者に気を配る必要があり休まる時間はないかもしれません。